【感想】聲の形
★★★★★
いじめる側、いじめられる側、傍観してた側、
時間が経って違う立場になった人、
悪いとわかっている人、わかっていない人、
誰も正しくない。
でも誰も他の選択肢を選べない。
自殺や命まで扱う。
「死には値しないと思う」
「君に生きるのを手伝ってほしい」
主人公が出した答え。
内容が広く深く、何もかもが予想以上の映画だった。
ラストシーンの描写は圧巻。
「聲の形」というタイトルの意味がここでようやくわかる。
それから主題歌はaiko。
この、ヘビーなのに1つも不必要なことは描かれていない映画に、aiko?恋愛の歌?何で?という声もありそうだけど、
主題歌はaikoで正解だと思う。
重いぐらいの愛を歌にできるaikoだからこそ、それでやっと内容に釣り合う。
以上です。